お祭り

更新日
03/09/18

9月の13日から15日までが寒河江八幡宮のお祭り、14日から17日までが河北町の谷地八幡宮のお祭りでした。この期間は当店にとって一年で最も仕事が濃密です。丸原鯉屋がある西村山地方ではお祭りに限らず、お祝いの膳を鯉が飾る事は一つの文化となっています。

食に限らず、色々な部分でその地方の文化を垣間見る事があります。冠婚葬祭にしても地方によって全く違います。友人の結婚式などに出席して「へぇ、この土地ではこうするんだ」と関心します。友人の衣装や言葉よりそちらの方が気になってしまいます。

そういう時に思うのは、どの地方のどの文化も受け手(見る側)の肩に力が入っていないという事です。「こうしてきたからこれで良い」「これがこの土地の文化だからこれで良い」という自然な感じです。これが文化を見守っていくコツなのかもしれません。

その土地に産まれ、その土地で育ち、その土地のものを食し、演じ、供給する側の努力に敬意をはらう事を忘れず、ありのままを受け止め自然体で見守っていく。 寒河江で言うなら「流鏑馬」谷地で言うなら「林家舞楽」でしょうか。どちらもその土地には必要で大事な伝統です。

そんな事を考えながら深夜1時に俎板前に立つ四代目でした。

29

過去ログ