自己責任

更新日
04/04/18

今年は桜の開花が例年より5日から10日ほど早いようです。例年ですと山形は4月の後半から5月の前半が見頃でゴールデンウィークと重なり多くの人出が見込めるのですが、今年は桜が散ってしまって観光的には厳しいかもしれません。少しでも長く咲いていてくれればありがたいです。

桜の開花時期が長い年は景気が良いそうです。今年は全国的に長いようなので景気の本格回復が期待できるかもしれませんね。

桜といえば花見です。満開の桜の下での酒宴は格別のものがあるそうです。(私的には少し苦手なもので)花見の酒宴はお天道様の真下でお酒を堂々と飲めます。桜が無ければただの飲兵衛として痛い視線を浴びる事になりますが、桜があれば許容されます。無礼講、無礼講

ただ、桜は飾りものでは無く生き物なので、毎年楽しむ為には守らなければならない点があります。

枝を折らない

ビニールシートを敷かない

ゴミは捨てない

などはごく一般的で当たり前といえば当たり前の事です。

こういった際に出てくる言葉で「自己責任」という言葉があります。「自己責任でゴミは処分する事」「自己責任で酒量を調整する事」などです。お酒を飲めるのは20才からなので花見の場合は「大人の責任」とも言えるでしょうか。

で、この「自己責任」という言葉が人によって捉え方が微妙に違う様な気がします。

「自己責任ならやっても良い」「自己責任で行動する」一見、全てが自分で処理するかの様に聞こえますが、問題が起きた場合には処理するのに周りに迷惑が掛かる事が多々あります。本人の望むと望まざるとに関わらず迷惑が掛かってしまうものです。

大事なのは自己責任から自己を抜いた部分『責任』をどの程度考慮して行動するかです。責任という言葉になると「社会に対しての自分」という割合が大きくなります。自分本位の考え方で行動する事は責任の部分が薄くなり、過ぎると責任を蔑ろにしてしまいます。

「思慮に欠けた行動で周りに迷惑を掛けた。自己責任に於いて処理する」は聞こえはいいですが、自己責任以前に責任を果たしていない。若しくは責任を軽んじている言葉だと思います。

染井吉野は人工的に交配させて作った桜なので人の手によって手入れしないと枯れてしまうそうです。

桜に対しての人間の責任と言ったところでしょうか。

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